7月6日〜7日 全国連盟主催の全国自然保護講座、テーマ「大規模開発による山岳自然破壊影響を探る」が徳島県の神山温泉で開催され、阿部が参加しました。
7月6日は、剣山系の東部で開発が予定されている天神丸風力発電事業区域での自然破壊の問題点を学術的な見地から確認しました。
当該事業区域には剣山スーパー林道が走り、中心地に「ファガスの森」という公共の施設があります。ファガスとは、ラテン語でブナのことで、ブナの原生林が広がり、四国で唯一のツキノワクマの生息地として知られています。
以前、剣山スーパー林道が出来る時に、クマなどに影響があると反対運動があったと記憶していますが、あれから殆どの観ることできない絶滅危惧種となりました。今回は、これで完全に絶滅してしまうのがほぼ確実になったように思われます。
7月7日は、ファガスの森から高城山まで現地視察に行って来ました。
急峻な山容でところどころ崩れている場所を観ると、山全体に破砕帯が走っているようです。
反対意見が多いにもかかわらず、当該事業は進んでるいるようです。
一度破壊された自然は戻すことが出来ません。
今の自然を後世に残していきたいものです。
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