床鍋谷沢登り
実施日
2026年7月11日(土)
登山形式
会山行
参加者
6名
未記入
天候
晴れ
コース概要
Yamap参照
山行コメント
※山行コメントは、山行全体の報告・記録です。
2026年7月11日、愛媛県・吉野川水系銅山川の床鍋谷へ沢登りに行ってきました。
今回の記録は、距離4.4km、行動時間8時間1分、累積標高は上り503m・下り500m。数字だけを見ると短いコースですが、沢登り、ルート修正、スマートフォンの捜索、ロープを使った滝登りまであり、内容の濃い一日となりました。
出発直後、違う沢へ
床鍋登山口を出発したものの、最初の入渓地点を間違え、予定していた床鍋谷とは別の沢へ入ってしまいました。
途中で周囲の地形とYAMAPの位置を確認し、ルートが違うことに気づきました。こうした場合、焦って谷側へ下れば正しい道に戻れるように感じますが、谷を下ると滝や急斜面、崖に入り込む危険があります。
今回は無理に谷側へ下らず、自分たちが通ってきたルートを戻り、位置を確認できる場所まで引き返すことにしました。
計画した訓練ではありませんでしたが、結果として、
「異変を感じたら止まる」
「現在地を確認する」
「分かる場所まで戻る」
「安易に谷側へ下らない」
という、道迷い時の基本を実地で確認する機会になりました。
さらにスマートフォンがない!
正しい床鍋谷へ入り直した後、参加者のスマートフォンがないことが判明しました。
最後に使用したのは、最初に間違えて入った沢の付近。そこで今度は、YAMAPの軌跡を利用したスマートフォン捜索訓練の始まりです。
軌跡を逆にたどりながら、立ち止まった場所や岩を越えた場所を確認し、落とした可能性が高い範囲まで戻りました。しかし、周囲を探してもなかなか見つかりません。
「これはもう見つからないかもしれない」
半分あきらめかけた、その時でした。
参加者の1名が、探し物が見つかるという伝説の呪文、
「たぬきがこけた、たぬきがこけた……」
と唱えながら捜索を開始。
すると、本当にスマートフォンを発見!
YAMAPの軌跡で捜索範囲を絞り込み、最後は「たぬきがこけた」の力で無事回収することができました。
水量はやや多め
この日の床鍋谷は、水量が少し多めでした。
岩の間を勢いよく流れる水、苔に覆われた巨岩、深い淵、連続する小滝。緑に包まれた谷の中を、水に入りながら進んでいきます。
胸付近まで水に入る場所もあり、夏の沢登りらしい爽快感を十分に味わうことができました。一方で、濡れた岩や苔は滑りやすく、一歩ずつ足場を確認しながら慎重に通過しました。
巻き道も簡単ではない
滝や難しい場所では巻き道を利用しましたが、この巻き道が思った以上に急傾斜でした。
沢の中を登るより安全に見えても、斜面は急で、足元は土や落ち葉、苔で滑りやすい状態。沢登りでは水の中だけでなく、巻き道にも十分な注意が必要だと感じました。
メンバー同士で声を掛け合い、前後の間隔を保ちながら慎重に通過しました。
最後の滝は巻かず、ザイルを出して登る
最後に現れた滝は、巻いて通過することもできました。
しかし今回は、ロープワークと滝登りの練習を兼ねて、巻かずにザイルを出して登ることにしました。
支点、確保、登る順番、ロープの流れを確認しながら、一人ずつ慎重に登攀。水を浴びながら岩に取り付き、足場と手掛かりを探して登っていきます。
最後の滝を全員が登り切った時には、達成感と笑顔が広がりました。
失敗も学びに変えた一日
今回は、最初の入渓地点を間違え、さらにスマートフォンの紛失もありました。
しかし、慌てて行動せず、YAMAPで現在地と軌跡を確認し、来た道を戻ることで安全に修正できました。スマートフォンの捜索でも、軌跡が大きな手掛かりになりました。
そして最後はザイルを使って滝を登り、沢登りの技術も練習できました。
予定どおりに進むだけでは得られなかった、道迷い対応、捜索、ロープワーク、安全確認の実践的な経験。いろいろありましたが、終わってみれば全員大満足の床鍋谷沢登りとなりました。
何より、全員が無事に笑顔で下山できたことが一番です。
そして今回最大の教訓は――
探し物をする時は、YAMAPの軌跡と「たぬきがこけた」が有効です。
一緒に歩いてくれた皆さんに感謝です。
写真
掲載希望写真:未選択
顔出しについて:未記入
選択された写真ファイル:
アップロード写真なし
写真説明:
未記入
YAMAP記録(任意)
ひとこと感想
※ひとこと感想は、個人の気持ち・印象です。
梅雨開け間近の快晴の日、沢は最高でした。
