2020年9月21日(月)敬老の日に星ケ城山に会員10名で登りました。
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瀬戸内海国立公園の小豆島にある星ヶ城山(816.7m)は、嶮岨山とも呼ばれ小豆島最高峰で頂上には星ケ城があります。
※ 「星ケ城」詳しくはこちらへ
草壁港までフェリーで行って海岸線(0m)から名勝・寒霞渓を周り星ケ城山(816.7m)まで登る計画を検討しましたが、草壁行では時間が合わず土庄港へ高速艇で行き、バスで草壁港まで移動することになりました。
※「寒霞渓」詳しくはこちらへ
高松港の県営桟橋に9名が7:20集合し、7:40発の高速艇に乗船して土庄港には35分で到着。
土庄港から7:20発の小豆島オリーブバスで草壁港行き、小豆島に在住の1名と合流しました。
秋晴れの中、草壁港を9:05に出発、内海ダム畔のさくら広場まで車道を約1時間歩きます。
ここから寒霞渓遊歩道・表神懸線(表十二景)に入り寒霞渓ロープウェイのある紅雲亭(295m)へ10:30に到着。
トイレ休憩後、奇岩の表十二景を観ながら四望頂(560m)まで登り、ロープウェイ駅がある三笠広場(612m)に12:00到着。
⇨『表十二景』の詳細はこちらへ
遊歩道では数人しかすれ違いませんが、三笠広場の大駐車はほぼ満車状態です。
連休とgotoトラベルの影響で人が多いので、新型コロナ対策として三密に注意しながら昼食休憩、食後に瀬戸内海国立公園・寒霞渓の石碑で記念撮影をしました。
三笠広場から1時間で星ケ城山に到着。
頂上にあるパゴダで記念撮影し、三笠広場まで引返しました。
下山は、寒霞渓遊歩道・裏神懸線(裏八景)を石門を潜り石門洞や奇岩を観ながら内海ダムまで歩きました。
⇨『裏八景』の詳細はこちらへ
内海ダム前のバス停から小豆島オリーブバスに乗って草壁港へ行き、内海フェリーで高松に帰りました。
コースにはドングリが沢山落ちていたのに、猿さんに一度も遭遇することがありませんでした。人家に近づいて畑を荒らしているのでしょうか?ちょっと心配です。
スレた猿さんの心配をする事もなく、秋晴れの気持ち良い山行になりました。
•行程
高松港7:40=(高速艇)=8:15土庄港8:20=(バス)=8:53草壁港9:05〜10:00遊歩道口10:05〜10:30紅雲亭10:08〜[表十二景]〜12:00三笠広場12:35〜13:35星ケ城山13:45〜14:25三笠広場14:30〜[裏八景]〜15:05石門洞〜15:45内海ダム15:54=(バス)=15:59草壁港16:15=(内海フェリー)=17:15高松港
•料金
[高松〜土庄] 1,190円+[土庄〜草壁本町]300円+[草壁〜高松] 700円= 2,190円
•星ヶ城
星ヶ城山は東峰と西峰とがあり、ともに阿豆枳神社を祀った小社が建っている。
南北朝時代に南朝方で備前児島の豪族、佐々木三郎左衛門尉飽浦信胤によって築かれた山城で、現在城址には土塁や空堀などの遺構が残っている。
東峰の山頂には石組みの塔が建っているが、『日本城郭大系』によれば、かつてこの辺りに住んでいた宗教団体の信者が後世に組み上げたものであるらしく、ミャンマー様式の仏塔であるパゴダだという。中には石仏が祀られている。
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•寒霞渓
約1300万年前の火山活動によってできた安山岩層や火山角礫岩層などの岩塊が長い年月の地殻変動や風化と侵食によって多種多様の奇岩と崖地が絶景を創りあげた。この特異な地形からなる渓谷は日本三大渓谷美のひとつとして賞されており、大正12年(1923年)3月7日に「神懸山(寒霞渓)」として国の名勝に指定され、昭和9年(1934年)に日本で最初の国立公園として指定された瀬戸内海国立公園の代表的な景勝地となっている。
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•寒霞渓 表十二景
- 通天窓
- 紅雲亭
- 錦屏風
- 老杉洞
- 蟾蜍岩
- 玉筍峰
- 画帖石
- 層雲壇
- 荷葉岳
- 女羅壁
- 烏帽子岩
- 四望頂
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•寒霞渓 裏八景
- 鹿岩
- 松茸岩
- 石門
- 大師洞
- 幟岳
- 大亀岩
- 二見岩
- 螺貝岩
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